大体の人が眠りにつく午前0時。
リオンたちは静かに宿をあとにした。
昼間はつねに炎天下という気候の関係で、ここにある建物はすべて一階までしかなく、窓から出て行くのに特に難儀はしなかった。
幸い人に見つかることもなく宿を後にすると、5人は神殿へと向かった。
「なんかわくわくする〜っ。夜更かしに不法侵入だよ?!」
「・・・・・・・犯罪者になりやすいやつの典型だな」
my way of living 14
〜イカらないでv(古)どうした!大司祭のいらない禅問答〜
宿を出たときからウキウキと浮き足立っていたがそういうと、思い切り怪訝そうな顔をしながらリオンがつっこんだ。
ちなみに目立った行動はとれないため、話すときは小声だ。
神殿につきあたりを見回す。
周りには誰もいない。
「よし、行くわよ」
ここまでルーティが先頭になって、慎重に神殿の敷地へと入っていった。
裏口を発見すると、今度はスタンが先頭になり、ゆっくりと中へ入った。
「真っ暗だ」
入ったとたん目の前は黒一色。
窓のない建物では目印になる光の一つも見当たらなかった。
ふと前の方から、スタンさん?と言う声がかすかに聞こえた。
「その声はフィリア!どこだい?」
「待っていてください。今明かりをつけます」
ふわっ・・・・と蝋燭特有のやわらかい明かりがつくと、はほっと胸をなでおろした。
「見張りの神官が巡回しています。気をつけてくださいね」
「ああ、わかった」
スタンが返事をするとともに、全員警戒しながらゆっくりと神殿の中を探索しだした。
自分たちが入ってきた裏口が左端にあったので、とりあえずリオンたちは右方向へと歩いていった。
階段を下りてすぐ、神官たちが立っていた。
「どぅるんがぁー!怪しいヤツめ、死ねぃ!」
「あはははははははははははっ!どぅるんがぁーだって!面白ー!」
「喜んでるな馬鹿者!」
だって可笑しいよ、あれは。とまだ笑いながら、は剣を抜いた。
「誰かここから出してください」
「誰かって?」
「僕らしかいないだろう。・・・今は」
神官のような格好をしていたモンスターを倒すと、横から老人の声が聞こえた。
どうしたんですか!とスタンが鉄格子に駆け寄ると、中には少しやつれた数人の神官たちがいた。
どうやらここは神殿の中の牢獄だったらしい。
グレバムについての情報を得ると、やはりな・・・・とリオンが目を細めた。
「敵の戦力は?」
「少なく見積もって30人はいたと思います」
この世界に来た当初だったらこんな質問馬鹿らしいとしか思わなかったよな。と、は自分の過ごしてきた時間をあらためて振り返った。
そうして的確に質問をしていくリオンを見て、やはり仕事では違うな・・・と後ろでマリーと神官たちを脇によかしながら心の中でごちた。
やつらは大聖堂にいるんだな?というリオンの質問に、神官らしき老人が「わかりません。ただ、大聖堂には地下への通路もありますし・・・」と答えると、なるほどな・・・と顎に手をあてて納得したようにぼやいた。
「あの、それで・・・・ここから出していただけます?」
「わかりました。今、鉄格子を開けます」
「待て、開けるな」
「リオン!」
即効で開けるなと言ってきたリオンに、スタンは思わず非難の声を上げた。
「こいつが、さっきの怪物どもの仲間じゃないと、どうして言いきれる」
「ちょ、ちょっと待ってください。私は、そんな・・・・・」
「そうだよ、考えすぎだよ」
「そうかな?助けたあとに大聖堂に案内してもらったけど、実は罠で全員お陀仏〜☆っていう可能性だってないわけじゃないでしょ?」
「・・・・・・やな想像しないでくれよ・・・」
う〜っと顔をしかめたスタンに、はゴメンごめん〜と軽く謝った。
「そうじゃないとしても、足手まといになるだけだ。置いていった方がマシだ」
「あたしもそれに賛成ね」
もっともな意見にルーティまでもが賛成すると、スタンはわかったよ・・・と渋々了解した。
「さっすがルーティ!伊達に場数踏んでないよね」
「まっかせなさい!・・・・じゃなくて!」
「あはははははー」
「馬鹿どもが・・・・」
「俺たちでなんとかします。ここにいたほうが安全ですから動かないでください」
「・・・・。わかりましたが・・・大丈夫なんでしょうか?」
「はあ・・・・多分・・・・?」
「・・・・・・」
とりあえず後ろのやり取りを見て不安そうに言ってきた神官たちに曖昧に返事をかえすと、フィリアに「大聖堂はどこだい?」とスタンは話を切り変えた。
「なんじゃ、おりゃぁ!」
大聖堂の入り口に神官がまた張っていた。
「今回はいまいちだったな〜」
「・・・変な審査をするな」
「まぁとりあえず、ここになにかあんのは確定・・・・だろ?」
「ふん。お前にしては頭を使ったな」
「こんなの6歳児でも理解できるっつのっ。・・・・・俺をそれ以下と見ているのかオイ?」
「さぁな。それにしても今回はちゃんと戦闘に参加しているな」
神官を斬りながら嫌味を言うリオンに、同じく神官を斬りながらが答えた。
「だって、人斬ってる気がしてやなんだもん。動物ももちろん嫌だけどさ・・・。こんなのさっさと終わらせるに限るだろ?」
神官たちを片付けて大聖堂に入ると、スタンが周りを見回した。
「真っ暗だ・・・・ここには誰もいないのか?」
「本当に隠し部屋があるなら、やつらはそっちだろう」
「そうだな。入り口を探してみよう」
人の気配はしないが一応のため、と固まって全員で移動していたのだが、面倒くさいといいだしたが一人でさっさと奥へと進んでいった。
「勝手な行動はつつしめとあれほど言っているだろうが、痴呆娘!」
「大丈夫だよっ、なんの気配もないもん。大体出てきたらブッ倒せばいいんだろ?―――ん?なあリオン!変なボタンあるぞ!」
「何?」
大聖堂の奥にあった台に、ぽつんと一つボタンがあった。
押してもいい?と目を輝かせながら言うに、何があるか分からないんだ、気を抜くな。とリオンが言った。
もち☆と親指を立てるに不安を感じるメンバーたちだったが、止める間もなく彼女は押した。
がたん。
「セインガルドの神殿と同じ仕掛けとはな・・・・馬鹿にしているのか!」
「してるんじゃなくて馬鹿なんじゃない?」
「あんた案外毒舌よね」
横からルーティがつっこんだ。
床にボタンのある通路を進むと、ぽっかりと大きな空間にでた。
3・4段ある階段を上ると、円状にあいた穴があった。
「この部屋は・・・・神の眼があった部屋にそっくりだ・・・・」
「へぇ〜?」
「そこでなにをしている!」
きょろきょろと周りを見回していると急に後ろから神官たちが現れ、やばい!とスタンが声を上げた。
大司祭を中心に神官たちがぞろぞろと目の前に現れた。
「社会見学のいっかんです」
「こんな時間にか?」
課外活動です。とまだ言うにルーティがつっこんだ。
「つくならもっとマシな嘘つきなさいよ・・・」
「あの・・というか・・・無駄、なのではないでしょうか・・・?」
「「フィリア、ナイスつっこみ」」
「いい加減にしろ馬鹿ども」
初コントだ〜☆とはしゃぎだすとルーティ(ノリ)につられ、よくわかってないフィリアは「はぁ・・ありがとうございます」とにっこり笑いながら応えた。
そこにリオンがつっこみを入れていると、大司祭は勝手に話を始めた。
「ネズミが紛れ込んでいたか。まさかこんな所までかぎつけてくるとはな・・・・。だが、残念だったな。お前らが探しているものはもうここにはないのだ」
「じゃあ、やっぱり神の眼はこの神殿にあったんだな」
「その通りだ。だが、グレバムさまの手により再び運び出されたのだ」
スタンの問いに、大司祭がニヤリと笑いながら答えた。
やはりグレバムがここにいたのですね!とフィリアが言うと、神官がフィリアに向き返り顔をにごらせた。
「む、貴様は昼間の女だな!怪しいとは思っていたが、やはりニセ司祭だったか」
「偽者はあなたたちのほうですわ!正体をあらわしなさい!」
「に、偽者だとっ!我々はれっきとした神官だ!」
「じゃあまさか・・・・俺たちが倒したあの神官たちって・・・・」
後ろに居た神官が、ニヤリと笑いながらに言葉を返した。
「そうだとも。貴様らが倒してきた神官たちはすべて人間だ。・・・われらはグレバムさまの思想に、神の眼が世界を制する、という言葉に恭順を示したまでだ」
赤い服をきた神官がいった言葉を、大司祭がつないだ。
「世界を征服した暁には、カルバレイスの愚民どもは我々が完全に統治する。大いなる神の力の前では人間など無力だという事を理解させるためにな!」
「おまえらだって同じ人間じゃないか!」
「我々は愚民どもとは違う。言うなれば、神の愛を受けた選ばれし存在なのだ」
「そんなことありません!神の愛はすべての人々に平等に与えられていますわ!」
フィリアが叫んだ。
「否!神の道とはお前ごとき小娘に理解できるほど浅きものではないのだ!!」
「いいえ、神は・・・・」
「いい加減にしろ!禅問答をしている暇なんかないんだ!貴様らザコに用は無い。素直に応えれば見逃してやる。グレバムは何処に行った!」
いい加減キレたリオンがそう言うと、大司祭は嘲笑した。
「さあ、知らんな。もっとも、知っていたとしても教えるわけにはいかんがな。我々は待つだけでいいのだ。グレバムさまのモンスター軍団が世界を席巻してゆくのをな」
「モンスター軍団!?」
スタンが思わず声をだすと、「モンスターどもの命の源が何なのか知っているのか?そう、レンズだよ。オベロン社の輸送船を襲ってレンズを奪い、それを材料にモンスターを生産する・・・」と、大司祭がうっとりと遠くを見ながら言った。
「まさかっ!」
『そんな技術が現代に残っているはずがなかろう!』
「くっくっくっ・・・そうなれば後は時間の問題だ。弱体化した国々をグレバム様が神の眼の力で制圧していくのだ」
「驚きだな。フィッツガルドでレンズ運搬船を襲っていたのがグレバムだったとはな」
「大国セインガルドへのレンズ供給を妨害する。それだけでも意義がある。さらに奪ったレンズはモンスター生産に使われる。一石二鳥とはこのことだ。おしゃべりはここまでだ。グレバムさまの邪魔をさせるわけにはいかないのだ。貴様らには消えてもらおう。ものども、かかれ!」
大司祭の声とともに、一斉に神官たちが襲い掛かってきた。
「誰が消えますかっ!」
ルーティがアトワイトを引き抜きながら言い、神官たちに斬りかかる。
そこでふとスタンが、いつもなら煩いくらいにつっこみを入れて遊びだすが一言も喋っていないことに気付いた。
・・が、難しい話には入らない主義だと言っていたから、おそらくそれだろうと解釈した。
今は戦闘の真っ最中。声をかけて人の心配をしている暇はなく、スタンは神官たちに意識を集中させた。
数分で片付いてしまった神官たちの後、一人残った大司祭が声を震わせながら全員に怒鳴りちらした。
「な、なんだと・・・許さん、許さんぞぉ!」
「てめぇに許しなんざ誰が請うか」
言うや否や、襲い掛かってきた大司祭にがいつもの倍以上のスピードで下から切り上げた。
左脇の腹から肩まで斜めにざっくり斬られた大司祭は、「ぐわぁ・・!」とつぶれたような声をだしながら床に倒れこむ。
その背中の上にダンッッと思い切り足を置くと、は大司祭の顔の横に剣を突きつけた。
「!?」
そんなになにより驚いたのはメンバーたちだった。
行動もそうだった。だが、の顔にはいつもの笑顔はなく、そこには冷たく無表情に形づいた口と、光のない、深い黒い色をした目が汚いものを見るかのように大司祭を見下ろしていた。
いつもの彼女では考えられないくらいの威圧感が体中からでているかのようだった。
いつもの威嚇なんてものではない。・・・・殺気だ。
「世界征服だとか愚民とか統治とか、聞いてて腹立つんだよ。お前はガキか。愚民どもは我々が完全に統治する?周りにも自分にも目を向けようとしない無知な馬鹿が統治なんてできるわけねぇだろ。何が神だ。お前らの都合のいいようにしか動かないような頭の悪い神の言い分なんざ聞く耳もたねえっつの。
大体自分の部下まで裏切るような奴が本当にお前らにシマの一つでも渡すと思ってんのかよ?騙されてるのに気付いてないわけ?
ここまでくるといっそ同情しちまうよ。いいか能無し、愚民てのはな、「おろか」な「たみ」と書いて愚民というんだ。
つ・ま・り、一番愚かなお前らみたいな奴らを表してるんだよ。分かる?唯一あんたが役に立ったことといえば、俺たちに沢山のすばらしい情報を流してくれたってことかな。弱かった人間が一気に力を手に入れるとよく無駄に話す性質があるけど、あんたそれの典型だね。沢山話せて楽しかった?そろそろ逝く?それともまだ喋って死期を遅める努力でもする?無駄な執行猶予だけどね」
あー俺も喋りすぎた。喉痛いかもーと、いいたいことを言うだけ言ったはおちゃらけ始めた。
「ていうか最近俺よく言葉について話すようになったよねぇ。人とぉ〜いう字はぁ〜とかは言いたくないなぁ。歳かしら・・・・」
「ぐっ・・・許さん・・・許さんぞ愚民がぁぁあああああ!!」
が頬に手を当ててふぅ、とため息をついていると、大司祭は背中にあった足をばっと払い、立ち上がってに襲い掛かった。
「ところで民って大人数に対する言葉じゃないっけ?」
ひょいとそれをよけると、また一つおちゃらけてニヤリと笑った。
「このぉ・・・!!」
くるりと向きなおった大司祭が、剣を振りかざしながらまたも突進してきた。
「そんなに好きなら・・神のツラでもっ、拝んでこい!」
ザンッ、と心臓を一突きすると、ダンッと腹を蹴って一気に剣を引き抜いた。
大司祭は酷い断末魔を上げながら、ざらざらと砂になって消えた。
「一から学んできやがれクソ野郎」
中指を立ててその砂に悪態をついたに、後ろからスタンが声をかけた。
「・・・・、どうしたんだよ?」
他のメンバーたちも今までにない出来事に戸惑っているらしく、剣を握ってそこから動こうとしないを静かに見ていた。
「―――〜〜〜だーーーってさ、あいつらむかつくんだもんよ!!なんだよあの言い分っ!あーもームカツクバッカじゃねえの!?バーーカ!ヴァーーーカ!!バカーーーーーーーーーーー!!!!!!」
「そうとう溜まってたんだね・・・・」
バカを連発しながら騒ぐにみんな胸をほっとなでおろした。
・・・なでおろした瞬間リオンが「幼稚」とを煽ったため、そのまま二人は喧嘩を始めてしまい、スタンはまた慌てた。
「ああいうの嫌いなのか?」
「大っ嫌い。バカが下手な知識をもつとこれだから・・・・」
マリーの質問に、がふう、と肩をすくませながらいった。
「なんかその言い方誰かに似てる」
「リオンでしょ」
「ぷっ」
それだっ!とルーティと盛り上がるたちにまざって、スタンとフィリアも笑いだした。
「ふん、ザコどもが。行き先は決まったな」
「うわっ。都合のいいときだけこれだよ・・・」
「だまれ単細胞」
そんな4人を無視してさっさと話を進めるリオンにがつっかかったが一刀両断され、その後スタンが「行き先って・・」と向き返った。
「フィッツガルド?」
「ちゃんと話は聞いていたようだな。どこかの単細胞とは違って」
「単細胞って誰のことかな〜リオンくーん」
「自覚がないのか?」
「だまらっしゃい」
坊ちゃまと呼んでやる!と すっかりいつもの調子をとりもどしたとリオンのコント(?)を見てひとしきり笑うと、スタンが「とにかく、今日のところは宿に戻って休もう」と皆に持ち出した。
無駄に疲れた・・・・と肩を落としたに、無駄ではないだろうが馬鹿者。とリオンがつっこみをいれ、神殿の牢獄に未だ帰りを待っている神官たちをすっかり忘れて全員が笑っていた。
宿についたとたん、スタンは気持ちよさそうにベッドで眠りだした。
さっさと寝ろ、と布団に入りながら言ったリオンに、目がさえて寝ぬれないからもう少し起きてる、とが笑いながら答えた。
「・・・・・ふぅ」
「その少ない脳みそでなにを悩んでるんだ単細胞」
「うわ!お前寝たんじゃないのかよ?!」
ベッドに座り、ちょうど横に位置していた窓から外を眺めているにリオンが声をかけた。
音のない夜の空間では小さな声でもよく響くため、は余計に驚いていた。
「横でうるさくため息をつかれては眠ろうにも眠れん」
「・・・・素直じゃないなぁ」
「なにがだ」
『坊ちゃん恥ずかしがりやだから、照れてるんだよ』
「違うッ」
シャルティエの言葉を全面否定すると、ふん、と言っての隣に腰掛けた。
「・・・・久々にいっちゃったね〜俺」
「かなりな」
「でもああいう思い上がり激しいバカとか自分一番みたいな自己中野郎は嫌いなの!」
「前も言ってたな」
「・・・でもさあ」
と、それきり黙ってしまったに、リオンが少し不機嫌な声でなんだ、と問いかけた。
「・・・ぶっちゃけ俺もそういうとこあるから、きっと余計に腹立っちゃったんだよな。で、キレた理由に八つ当たりが含まれてたことに今更自己嫌悪」
あははははっ。と軽く笑うに、リオンがため息をついた。
「バカだな」
「バカだねぇ」
「まぁ、自覚の無いバカよりはマシだ」
「くくくっ、そりゃど〜もっ」
「・・・・なにを笑っている。気持ち悪いやつだな」
「いや〜?坊ちゃんに褒められたなーってさ。ね、シャル」
『ふふふっ、そうだね』
「なにバカなことを言っている。まったく・・・つきあいきれんな」
呆れたようにため息をついたリオンだったが、とシャルティエの二人はずっとくすくすと笑っていた。
「リオン」
「なんだ」
「サンキュ」
「・・・・・フン」
さっさと寝ろ。と立ち上がったリオンに、はおうっ、と弾んだ声で答えた。
その後二人は遅い就寝を向かえ、次の日の朝、疲れに疲れていたメンバー全員で寝坊する羽目となる。
喜ぶ低血圧同盟の二人組みを蹴り飛ばす黒髪の少女と少年が、カルビオラの一角でトッシュー少年に目撃された。
続く
−−−−−−−−−−−−−
カルビオラでの作戦(不法侵入)が終わりました。
いったいD2に行くまでいくつの話ができるのやら・・・・(遠い目)
主人公がキレました。キレてもスーパーサイヤ人になったりはしません。普通の(?)女の子ですから!(笑)
あくまで普通の(?)女の子がどこまで走っていけるか。これがこの話の原点というかテーマです。
にしても前にもキレたことがあったようですね。リオンとの会話を聞く限り。
坊ちゃん・・・素直じゃないなぁ。そこが可愛いんだけどv(惚気んな)
最後の二人の会話はまぁ・・・・この年頃の子が悩んだとき、こんな感じだろうなぁと思って(つかこの年頃やん俺)こうつなごうと文打ちながら入れたものでしたが、あーあ。どうしてこう俺のは駄文にしかならないの・・・(涙)
それにしても二人の位置は微妙ですね〜。
話は聞くけど理解しあってるんだかしてないんだか。いや、多分してるんでしょうが・・・。(願望)
深いとこまでは行かず、探られたくないことは探らずってとこでしょうか?
なんだかんだいってどっちかがしょぼくれてたらもう片方が元気付けてそう。(笑)というかそうであってほしいなぁ・・・。(願望)
マリアンさんとヒューゴさんを味方につけた主人公なら、おそらくすぐにリオンと馴染めてるだろうし(無理やりじゃん)
信用できる人間。
というところでしょうか。・・・それって一番いい値じゃないか・・・・・?
んー。まあ、いっか。(オイ)早くイレーヌさんに会わせてあげたいさー!コレ書いてて大好きになっちゃいました(笑)
長い感想文(言い訳)含め、お付き合いいただいた方、ありがとうございました。